東北アメリカンフットボール協会共同宣言

今回の一連の騒動を受けて、当協会では、今一度、アメリカンフットボールのあり方について再確認し、これまで以上に「アメリカンフットボールというスポーツに敬意が払われる」ように、真摯に取り組んでいくことを、志を同じくする仲間と共に宣言いたします。

 5月6日のアメリカンフットボール定期戦で発生した「ひどいパーソナルファウル」が連日報道され、アメリカンフットボールが非常に危険なスポーツであるとの印象が与えられております。
 今般、主管である関東学生アメリカンフットボール連盟から、この「ひどいパーソナルファウル」に関連した指導者等に対する厳正な処分が発表されました。
 確かにアメリカンフットボールは激しく身体をぶつけるスポーツであり、そのリスクに見舞われることがあります。
 それゆえ、東北アメリカンフットボール協会では、これまで選手の安全を確保するために、脳震盪や熱中症等の重大事故の防止、安全なタックルの習得、審判の技術向上等の為の講習会を実施して参りました。
 さらに、アメリカンフットボールは教育機会の一端を担っており、競技が持つ特性によりチームワーク、努力、共感、規律、リーダーシップ及び逆境の克服といった人生の教訓を学ぶことができ、人格形成に寄与することから、選手、チームスタッフ及び指導者の育成に積極的に取組んでおります。
 今回の一連の騒動を受けて、当協会では、今一度、アメリカンフットボールのあり方について再確認し、これまで以上に「アメリカンフットボールというスポーツに敬意が払われる」ように、真摯に取り組んでいくことを、志を同じくする仲間と共に宣言いたします。

平成30年5月31日 

東北アメリカンフットボール協会
会 長  高 橋 公 晴

東北社会人アメリカンフットボール連盟
理事長  手 塚  健

東北学生アメリカンフットボール連盟
理事長  小 野 博 之


宣言全文へのLink(PDF)


2018/5/31
東北学生アメリカンフットボール連盟